平成22年(2010年)2月27日(土)15時34分頃(日本時間)、チリ中部沿岸を震源とするマグニチュード8.8の巨大地震が発生し、わが国を含む太平洋沿岸諸国にも達する津波をもたらしました。
今回の津波は、津波警報・注意報の発表から実際に津波が到達するまでに時間的な余裕があったことなど、日本及びその沿岸で発生する津波とは様相が異なっており、災害対応の第一線に位置する市区町村の対応もさまざまであったことが推測されました。そこで、(財)消防科学総合センターでは、津波警報・注意報の対象となった全ての市区町村(540団体)を対象に、災害対応の実態を把握することを目的としてアンケートを実施しました。
この度、その結果をまとめましたので報告します。
提供:気仙沼市
「2010年チリ中部沿岸を震源とする地震による津波」への市区町村の対応に係るアンケート 調査結果報告書(PDF)を見る